はじめに
梅雨の季節から夏にかけての関心事の一つが夜の心地よい、深い睡眠である。それを実現するのがクーラーの設定温度だか、何度℃にすべきかの議論はあるが、一定値に落ち着かない。原因は寝心地は寝室の温度だけで決まらないということでしょう。筆者の体験・体感からすると音と光は遮蔽されていても、寝心地を悪くするのは、湿度が大きな要因と思われる。高湿度でむしむしの夜は首回りに汗がまとわり付き、ゆっくり寝られられない。 そうなのです、湿度を一定にしておかないと心地良い安定な室温設定ができないということです。そこで寝室に空気清浄機を設置し、室内湿度を一定（標準は50％）にし、クーラー温度設定を決めましょう。経験では、湿度を50％ぐらいまで低下させると、クーラーなしでも熟睡できる温度が若干高くなります。 そこでお勧めが、アマゾンで一番人気のシャープ製の除湿・冷風の「 除湿機 CMS100W機」です。
空気清浄機が具備する除湿機能等
・ 「 除湿機 CMS100W機」と呼称されていますが、空気洗浄機からの発展系ですから大気中の粉塵、異臭、粉塵などの吸収や分解の機能を装備しています。それがプラズマクラスター機能です。プラズマイオンを発生し、浮遊カビ菌の除菌や静電気の発生を抑制します。
・ 除湿機能は空気清浄機には標準装備されていますが、除湿方法に二種類あり、デシカント式が多いようです。デシカント式は捕捉した大気を加熱し水分を蒸発させて脱水乾燥させるため、清浄機から出てくる空気の温度が上がっています。その分クーラーに負担をかけ、夏季用途では人気はいまいちです。
・「 除湿機 CMS100W機」は、大気を冷却して水分を除去するコンプレッサー方式を採用してますので、除湿後の大気の温度上昇はありません。除湿大気の冷却機能があり、ひんやりとした大気を放出してくれながら湿度を低下させてくれます。通常50％が目途です。夏の雨の日など湿度は80％を越えますので、除去する水の量はバケツ半分以上になります。 極暑の夜を熟睡で過ごせるツールは揃いました。
新設備をどう活かされてるか
・ 「 除湿機 CMS100W機」運転すると湿度を落としてくれますので、からっとした感覚が湿度の低下とともに出てきますが、それも気温次第です。真夏日温度に近づくと我慢が出来なくなります。除湿機を止めると急に不快感が出てきます。
・ 真夏日の夜の寝室を心地よくするには除湿機を運転しながらのクーラーの設定温度は26℃～27℃が目途でしょう。クーラー自体も除湿機能がありますが、普通の設備はON-OFF制御ですので、湿度が上がったり下がったりして気分が良くありません。除湿機の連続運転をお勧めする理由です。
・ 難題は部屋中を均一な温度と湿度にすることです。クーラーも除湿機も温度と湿度を機械のなかで測っています。寝ている貴方の傍ではありません。これが、折角購入した家電設備への不信感を呼んでしまう遠因です。部屋の温度を均一にするのはトライアンドエラーの工夫必要です。
・ クーラーは通常壁上部に固定でしょうから、冷風は上向きで人間から離す向きでしょう。除湿機はクーラーの反対がわから、風向きは上向きが推奨です。要するに除湿空気と冷却空気を上下四方にかき混ぜ、人間に直接風が当たらないようにすることが基本です。小型の扇風機にかき混ぜを応援させるのも効果が出ることがあります。
まとめ
標準の部屋取り付けクーラーだけでは最近の高温・高湿度化する環境下で心地よく夜の熟睡環境を得るのが難しくなってきています。されど如何なる環境下でも健康維持のための取り組みは手抜きは禁物です。以下に除湿器の追加をお勧めしました。心地よい熟睡を得るために、あなたの健康・真夏の元気のために投資してください。
