組織(企業や官公庁など)を変わる転職では、入社式などの通過儀礼があるし、企業の衣装への切り替えなど様々な変化を伴います。新入社員や転職者が戸惑うのは、企業という組織社会のルールと適応がありましょう。国家も組織だが、そこには左側通行というように組織のルールがあり、それに従わないと組織から否定されます。転職の場合は出来るだけ、修得すべきルールを事前に承知しておきたい。イメージシミュレーションすることが望ましい。以下に、その事例紹介をし、対応を考えます。
会社など組織が属する社会が求めるルール
1)マナー・エチケットというパスポート
パスポートがないと、闇の社会以外の普通の社会には入りにくいし、ましてや役所や企業というチャンとした看板を掲げている組織には入れません。そのパスポートの点検を自己評価、友達評価、第三者評価、組織評価によって、受けることになります。
2)マナーの基本は相手への思いやりです 人は見ず知らずの人に警戒心を抱きます。コミュニケーションの第一歩は、この段階を超えることから始まります。そこに必要なのが挨拶です。そこでは基本のマナーがあります。接客に使われる七大用語があり、企業の職に就いたら修得必須ですね。 「いらっしゃいませ」 「かしこまりました」 「おそれいります」 「少々お待ちくださいませ」 「お待たせいたしました」 「まことに申し訳ありません」 「ありがとうございます」
3)マナーの一環としての「形」を軽視しないこと
初対面の他人はあなたの人間像を理解しようと、対話の前にあなたの姿や振る舞いを見まわします。あなたは、他人の第一印象をそこわないように外観を整えとおかねばならないでしょう。それは「心の窓」と言われる顔、表情をコントロールすることになります。悪い印象を与えない表情を用意するのです。顔を支える身体にも表情があります。組織のルール(慣習、伝統、申送り)に反しないものであって欲しいものです。
会社や役所など組織が求める ふるまい・行動・認識
1)仕事は「4ク」ですることです
「はやく」、「正しく」、「楽しく」、「安く」が「4ク」です。
遊び仲間でどこかへ行く時、「もっと早く来いよ」、「もっと早く歩けよ」と頻繁に言われていれば、転職先の組織に就職した時「はやくせいや」など上司や仲間から言われ、落第点に繋がりかねません。
「正しく」は仲間とのサッカーの時、手を使うルール違反はいけません。「楽しく」は前職で楽しく・にこにこと振舞っていないと転職先でそれが出て疎外されますね。「安く」は当然の意識事項です。
2)しっかりした「仕事観」を持って就職したり、転職すること
就職や転職で契約すると報酬額が決まります。それが貴方の経済的価値です。それに見合う価値を組織に生み出しますよが契約です。新入社員がこの取引関係を理解しにくいでしょうが、転職者は結果を出さねばなりません。この「仕事観」を持って組織に入ることが基本です。
3)給料・報酬は誰が払ってくれているのか
会社という民間組織は給料をどこから払っているか、社長の預金から払っているのなら、早晩給料は貰えなくなります。会社は製品を作って、売って、お客さんから得た収入が生んだ利益から給料が支払われます。会社が利益を生めなくなれば給料は支払えないのです。だからお客様第一です、そのように自分に言い聞かせ、行動できますか?
転職先や就職先の新しい組織ルールを吸収する
読者がどのような産業分野への就職を希望しているは不明ですが、以下に就職・転職の仲介企業を3例紹介します。世の中には多種多様な仲介企業が存在しますので、広く探索願います。以下仲介企業を3例を紹介します。世の中には多種多様な仲介企業が存在しますので、広く探索を期待します。
以下の「ウズウズIT」はIT関連業務に関わりたい就業希望者への支援をおこなっています。日本の企業、特に中小企業のIT導入進捗は5割まで到達していないでしょう。いろいろ原因はあるでしょうが、主因は経営者のITを経営に生かす意識が未熟と言われています。従って、就業希望者がIT技術を持っていても生かせない企業が多い危険があるのです。言い換えれば対象企業選択では企業内容を良く認識する必要があります。仲介業者の活用が欠かせないといえます。
次のベネッセさの「CAREER STAGE」さんの支援は現状の業務取り組みを多方面から点検して社会人、ビジネスマンとしてのレベルアップに取り組む支援・協業者です。相談相手が持てない人には良いツールと考えられます。

最後は営業職を目指す若い人たちの育成支援事業の「マースキャリアー」さんです。営業業務ではこのサイトの前段で記述した相手企業の組織の理解、こちらの業務姿勢、社会的ルールへの理解等が営業業務力にすくなからず関わってきます。当社はあなたの人物を良く観察し、アドバイスができる体験・経験が豊富なスタッフを揃えています。活用は有効と思います。

おわりに
このサイトの全般で、社会や組織での我々のふるまい、知っておくべきルール、身に着けておくべきことを紹介しました。もちろんそれは様々ですが、ある幅をもって社会人を制約しています。それを身に着けておくことをお願いしました。 就職・転職は地縁・血縁で実現した以外、他人同士の行為ですから、見ず知らずが一体一で実現することは大変難しい行為です。友達・知り合い仲介支援がなければ公的支援組織の活用が常識です。積極的に行動してください。