はじめに
「野菜を食べなくちゃ、わかってるのよ」なる言葉が聞かれるのは野菜摂取量(目標350g/人・日)が少ない(アメリカ人より1~2割少ない)ことの嘆きです。野菜不足補充の青汁広告は「野菜の栄養素や繊維部分をおいしく吸収できる」と言っていますが、多種の野菜は人間に必要な栄養素をそれぞれ分かれて含んでますから、限られた種類の野菜絞り汁を偏るのはベストではないです。 とにかく、野菜成分を多様に必要量摂取して欲しいとの思いはアマゾンも共有してるのでしょう。アマゾン「売れっ筋ランキング」の食品部門トップに野菜混合ジュースを掲げています。それが「伊藤園 1日分の野菜」です。多様な野菜類と果物の混合汁です、今の時期冷やして飲むと美味しいです。
改めて野菜のこと
人間はあらゆる植物(野菜や果実)に加え、植物を餌にしている動物の肉をも食べながら植物の持つ栄養素を吸収し成長してきました。その成長・進化を引き継いでいる以上野菜の一部欠乏は深刻な健康障害の原因になることは容易に理解できます。小松菜やほうれん草を毛嫌いし、鉄分不足となれば、血液を構成するヘモグロビン不足を生むし、それは貧血症では済まない事態を生むのでしょう。 活性酸素を中和させる酵素を人間は持っていますが、野菜不足があると酵素不足の原因ともなりかねません。外から補充するのが野菜や果実となるので、野菜や果実は活性酸素消去物質であるといわれる所以です。特に緑の濃い野菜が推奨されています。
アマゾンがが紹介する売れ筋No.1食品の「伊藤園 1日分の野菜」
1食分の野菜成分と野菜系果物の美味しい混合ジュースです。野菜汁が6割と果汁4割の構成でビタミンCがたっぷり含まれています。とにかく多様な野菜と野菜系の果実をたっぷり含んでいます。 冗長になるかもしれませんが、アマゾンが紹介する原料名を以下に示します。 野菜;にんじん、トマト、赤ピーマン、きゅうり、インゲン豆、大根、ピーマン、メキャベツの葉、ケール、レタス、アスパラガス、カリフラワー、グリーンピース、冬瓜、緑豆スプラウト(もやし)、ブロッコリー、ゴーヤ、ごぼう、セロリ、モロヘイヤ、かぼちゃ、ヤーコン、あしたば、小松菜、パセリ、クレソン、キャベツ、ラディッシュ、ほうれん草、三つ葉。 果汁;リンゴ、オレンジ、レモン 当然、人工の塩分や糖分は含まれていません。日頃多様な野菜を食べておられない人には一部の野菜栄養素にアレルギー反応が出るケースがあるかもしれません。何らかの反応が出たら、直ちに掛かりつけ医にコンタクトしてください。 以下現品を精査ください。値段の張らない食品提案ですので、まずはお試しください。
野菜の抗酸化性について、捕捉
免疫力を向上させるのは野菜の多糖類だそうです。植物繊維、澱粉、セルロース等の仲間で特にキノコ類、海藻類、シイタケ等がその源と言われています。多糖類が腸内で吸収されるには、適度に加熱して野菜の細胞壁が壊され、抗酸化物質が溶け出してきて、腸内で腸内善玉菌の助けも得ながら腸内抗酸化物質の活性状態を維持する必要があると言われています。 最近は活性酸素を消去する物質が様々抽出されています。カロテノイド(色物野菜類)、ルテイン(ほうれん草、よもぎ等)、ベーターカロチン(にんじん、かぼちゃ)、リコピン(とまと)等マスコミも取り上げられるようになっています。
それでも野菜を食べられない人へ
野菜を加熱して煮てスープ状にしたものが、全て美味とは言えないので、食べ方の工夫が必要なようです。多様な野菜をスープ化して美味しい料理に仕上げるのはなかなか高度な技術が必要です。我が家が常用している某トマト大手企業のとまと系スープは通信販売のみですが、品種限定でトマト好きには美味しく、定期購買しています。健康志向の需要がじわりと増えているようです。 。
おわりに
野菜を食べにくい方へのアマゾンからの提案をお示ししました。十分市場化してるとは言えないスープ野菜ですが、新体験があるかもしれません。しかし、基本は生野菜から献立を組み立て、たっぷり野菜を嗜む事です。それには新鮮な野菜を手に乗せ、サラダや煮炊きへと進んで欲しいです。新鮮野菜を直送する農家が増えてきています。
![]()




