メッセージ
食肉を含む食物を収穫後使いきるには、腐敗を防止して保管する必要がある。その手段が冷凍である。単なる冷凍手段では解凍後に味が劣化するので、その防止の冷凍技術が普及し、廃棄食物削減に貢献する冷凍保存食品が普及している。
一人者のオカズは乾きものに熱湯を掛けるインスタントラーメン方式が主流であったが、今やまったく味や風味を落とさない冷凍お惣菜食材が入手できる。
美味しく栄養バランスをとれる冷凍食材を上手く活用できる可能性が広がったが、厄介なことも増えるのが世の常です。実情を探ってみましょう。
お惣菜お取り寄せ事業が拡大
食材の細胞を圧迫して細胞膜を破損する現象が食材の冷凍障害ですが、それを回避する急速冷凍や加振冷凍技術の開発と普及が食材の品質を劣化させない長時間保管や物流を可能にしています。最近、コンビニやスーパーに冷凍保管箱が増加していたり、冷凍室を荷台に備えた宅配車両が増大しているのはそれが背景にあります。 この冷凍物流・在庫システムの整備が、お惣菜お取り寄せ事業を伸長させていますし、てっちりやタラバ蟹など超高級食材の宅配を可能し、コロッケやハンバーグなども宅配で入手でき、小さい子供のお弁当作りが手早くできるようになったとママ達に好評です。
お惣菜お取り寄せ事業(弁当事業とも言われる）
全体構造 この事業は高級料理と普及品の分野におおきく２分野に分かれている。いわゆる高級弁当分野と宅配弁当分野である。 前者は、高級料理屋さんが冠婚葬祭や業務上の昼食や宴会食に提供するもので、保管（在庫品）はかならずしも冷凍ではなく、冷蔵が多い。単価は１万円/お一人も珍しくない。 後者は家庭用（高齢者二人住まいや単身赴任者がターゲットと思われる）で、一夕食用数百円の冷凍お惣菜お取り寄せタイプである。
どう選ぶか 今の情報技術では「味」を他人に伝えるのは難しい。これがお取り寄せ品の欠点である。最初は「口コミ」情報依存となる。塩分、甘み、醤油多寡などは事前に伝えても「美味かった」「今一だった」は口にしてみないと分からないと覚悟してください。以下のような評価ネットもあるが、口コミの一つです。 以下は週刊誌に掲載の品評掲示です。なかに宅配お惣菜もあります。ご参考にしてください。
もう一つが生協（コープ）の宅配勧誘サイトです。生協は実態はスーパーですが、 地域に根差した宅配活動を先行的に活動しています。宅配の中にはコープ製の夕食用お惣菜一式もあります。多いのは食材の冷凍単品が多数・多様にあることです。大半は他社製ですが、単品各種を集め献立を自分でくみ上げられる点が良いので、愛用しています。
あとがき
お惣菜お取り寄せは地域の生協をご活用くださいと、単身赴任のビジネスマンや老夫婦のご家族にはお勧めしてます。食事のことは選択手段は多々ありますから、経験を積まれて、信ぴょう性のある口コミも生かして自宅での食生活を楽しんでいただきたいと思います。 全て冷凍宅配お惣菜というのは、自前料理で培われる創造性を失わせますので両者を組み合わせた取り組みとして頂きたいです。
