メッセージ
食物（生もの）の味、色合い、形を変化させない、そして食物細胞を破壊させない状態で急速冷凍する技術の開発と冷凍保管等物流システムの整備もあって、日本料理独自の料理でもあるお惣菜でもデパ地下並みの品質（味）を保って、在宅で手に入るようになってきました。この冷凍惣菜の販売には食材企業、ファミリーレストラン、スーパー、更には大都市の有名レスランまで名乗りを上げ、価格と中身も様々でにぎやかです。消費者はゆっくり現物を見抜いてうまく活用したいものです。ここでは体験も踏まえて、お勧め相手を探ります。対象は宅配される品目です。
お惣菜のお取り寄せ対象の選択
冷凍お惣菜を手に入れるには、冷凍保管箱を置ける場所であればどこでも可能です。冷凍惣菜を消費者が入手するには消費者が冷凍保管庫のあるところまで足を運んでいただくか、メーカーから宅配をしてもらうかです。消費者に手渡す場所や方法はお惣菜の品種（サイズ）も含め事業者がそれぞれ特徴を出しています。以下に「お取り寄せ」宅配事業者二件を紹介してます。
大手スーパーは店頭でも惣菜販売をやっていますが、急速冷凍の体制を作り宅配を事業を本格化している事業者は多くないようです。生協は地域住民が出資している何でも販売している事業者であり、古くから宅配サービスも手掛けています。 宅配商品に生ものも含まれるますから、氷やドライアイス使用の冷蔵配送から本格的急速冷凍設備の導入へと進むとともに体制が整い、自家製の惣菜を宅配する事業も手掛けるようになっていま
加工食材を外部調達した冷凍食材も販売してますから、単品の食材から組み合わせたものまでいろいろ選択が自由できます。本格惣菜を作りには、料理人などレストラン相当の店構えを必要としますが、当事業体の販路は限定されてますから、お惣菜お取り寄せ事業規模は制約されます。 配送は週１回の何曜日といった契約が普通です。搬送用ボックスは、その場で受け取れば持ち帰ってくれますが、不在時は空箱を次回配送までに回収してくれるのが普通です。 発注品はHPからか又は、家置きのカタログで選んでカードに記入し請求することになります。
その２ 全国展開のファミリーレストラン系のお惣菜お取り寄せ事業（乙）
有力なレストラン事業者が店で料理できるお惣菜お取り寄せ品を急速冷凍設備や保管設備、更に配送機材を整えて事業を立ち上げてきています。 顧客は全国区となりますから、商品展示はネットHPとなります。品種や内容は和風・洋風・中華風など様々です。料理の外観に加え塩加減、カロリー加減、味加減など言葉で訴えるのは難しいのですが様々な用語を駆使して商品案内していますす。 全国の配送になりますから、輸送梱包費節約に１週間分（中身は変わる）とか１０日分とかのまとめ買いを求められます。又冷凍保管が肝要ですから対面受け取りが大切です。
どなたにどっちが向きますか考えます
◆ 単身赴任のビジネスマンで、基本が自炊の男性には「甲」 コープ自作のお惣菜お取り寄せ品の品種は多くありませんが、外部調達する単品の惣菜が多々ありますので、それを食材の多様性を勘案しながら手配しておけば、味の偏りがなくなり、味の発見に出会えます。飲み屋さんの一口料理の雰囲気がでてきますから、アルコールの美味さが引き立ってきます。 コープ地域スーパーですから、宅配のシステムが日常生活に密着させています。宅配費用負担がそれだけ軽いというコストメリットがあります。 コンビニとは競合する商品は値段と中身を良く比較してください。
◆ 現役引退の老夫婦はには「乙」 しっかりした人生を積み重ねてこられたご夫婦の夕食には、それなりの形も必要でしょう。チョットした付だしは奥さんが手づくりで添えてくれますし、送られてお惣菜は解凍後使い慣れた食器に乗せ換えれば気分も違ってきます。 ちょっと高額にはなりますが、先方さんご推奨の献立もトライすれば、話題も増えます。もちろん発注先を一社にすることはありませんから、複数のサイトを巡回すべきです。
◆甲の皆さんには夕食準備の工数は軽減されます。乙は一週間分を同じ料理人がデザインしたものなら、味が当たっていても飽きがきますね。もちろん和食系・洋食系と切り替えはできますが。同じようなパッケージに入っているのも時に抵抗感を感じます。 ◆ 乙の皆さんには甲に比べて概ね出費が増えることになります。どうしても高級品へ誘導されがちになります。味が読めなくても高額品に傾きがちになのです。味や好みに影響されがちでもあります。
